インドネシア人技能実習生の受け入れ!性格や特徴は?

インドネシアは技能実習生の輩出を行う国として3位4位を争うほどです。それだけ、技能実習生として日本に送出すことに尽力している国と言えます。そして令和2年6月時点で、日本に住むインドネシア人は66,084人います。

日本に住む外国人の国籍で7番目に多い結果です。インドネシア人のほとんどが、日本に対して友好的な感情を持っています。そのため、日本で働くことを強く希望する方も多いです。

本記事では、インドネシア人の基本情報から技能実習生の受け入れ状況、技能実習生の特徴と受け入れ手順などについて詳しく解説していきます。

●インドネシアの基本情報

インドネシア人の技能実習生を雇用する前に、まずはインドネシアの基本情報から把握しておきましょう。

  • 正式名称:インドネシア共和国
  • 面積:約192万平方キロメートル(日本の約5倍)
  • 人口:約2.70億人
  • 首都:ジャカルタ
  • 民族:約300(ジャワ人、スンダ人、マドゥーラ人等マレー系、パプア人等メラネシア系、中華系、アラブ系、インド系等)
  • 言語:インドネシア語
  • 宗教:イスラム教 86.69%、キリスト教 10.72%(プロテスタント 7.60%、カトリック 3.12%)、ヒンズー教 1.74%、仏教 0.77%、儒教 0.03%、その他 0.04%

引用元:インドネシア基礎データ|外務省

インドネシアの人口は日本の約2倍で、世界第4位です。また、人口の平均年齢は30歳前後と比較的若いのも特徴です。車やバイクなど日本製品を好む人が多く、最近はアニメや漫画も人気なため、日本に友好的な感情を抱く方が多いです。

人口の平均年齢が若いインドネシア人は、少子高齢化に悩まされる日本にとって人材の宝庫とも言えます。令和2年6月末時点で、日本に住むインドネシア人は66,084人ですが、半数以上が技能実習生だと言われています。

●インドネシアからの技能実習生受け入れ状況

令和元年12月時点で、日本で働くインドネシア人技能実習生は約36,000人です。10年程で一気に規模が大きくなり、機械金属・建設・食品製造・介護などあらゆる産業分野で受け入れられています。

特に介護職でのインドネシア人技能実習生が著しく増加しています。介護職が技能実習生の受け入れを開始したのが平成29年で最近のことですが、インドネシア人は平成20年から介護人材の受け入れが認められていました

その流れで、現在介護職のインドネシア人技能実習生が多くなっています。少子高齢化で介護職の需要が高まる日本では、インドネシア人技能実習生はとてもありがたい存在ですよね。

介護職の技能実習を終えた後には、介護福祉士の資格を取得する道筋も用意されているのも、技能実習生として介護職を希望するインドネシア人が増加する理由のひとつでしょう。

●インドネシア人技能実習生の特徴

次に、インドネシア人技能実習生の特徴を見ていきましょう。インドネシア人技能実習生の特徴を把握しておくことで、自社の雰囲気と一致するかの判断材料のひとつとなります。

①日本語習得スピードが速い

インドネシア人は日本語習得スピードが速いという特徴があります。外国人の雇用を考えるにあたって、言葉の壁がネックとなっている企業も多いのではないでしょうか。インドネシア人であれば、その点の不安も少しは拭えそうです。

インドネシアでは高校で日本語が第2外国語の選択肢となっています。また、日本のアニメや漫画、アイドルなど日本文化も身近にあることから、日本語を習得しやすい環境という点も日本語習得スピードが速い理由かもしれません。

②イスラム教社会

インドネシアは、国民の90%以上がイスラム教徒です。そのため、インドネシア人技能実習生を雇用する際はイスラム教への理解も必要です。イスラム教の特徴は次の通りです。

  • 1日5回礼拝がある
  • 約1ヶ月断食をする期間がある
  • 豚肉・アルコール・生ものは食べない

もちろん、信仰の度合いによって対応は異なるかもしれません。しかし、会食などでアルコールの強要などをするのはもってのほかです。

③人間関係のトラブルが起きにくい

インドネシア人技能実習生は、人間関係のトラブルが起きにくい傾向にあります。温厚で寛大、協調性を重んじる国民性の影響かもしれません。平成31年に外国人技能実習機構に寄せられた相談件数も、他の国籍と比べると圧倒的に少ないです。

ベトナム語での相談は4317件、中国語での相談は1643件、インドネシアと同程度の技能実習生が活躍するフィリピン語での相談は837件でした。一方インドネシア語での相談は335件にとどまりました。

どの相談も人間関係に関する相談が多いことから、インドネシア人は人間関係のトラブルが起きにくい傾向にあると言えます。

④親日

インドネシア人は親日の方がほとんどです。過去に日本による占領期があったものの、反日感情を抱く方はほとんどいないと言われています。インドネシアは日本と同じ島国で農耕民族、また控えめな気質という共通点も親日感情を抱く理由かもしれません。

また、インドネシアには日系企業も多く、車やバイク、アニメや漫画など日々の生活に日本のものが流通していることも親しみやすいのではないでしょうか。

⑤失踪などのトラブルが少ない

インドネシア人技能実習生は、失踪トラブルが少ないのもメリットです。そもそも、失踪トラブルの主な原因は借金です。技能実習生が借金を抱えてしまう理由は、「人材ブローカー」との関わりです。

「人材ブローカー」は、違法に海外送出しを行っている機関とそこで働くフリーランスが技能実習生相手に行っている悪質なネットワークビジネスです。技能実習生に高額な手数料を請求し、莫大な借金を抱えさせるという悪質な団体です。

インドネシアでは、過去に政府主体の大規模な取り締まりで、悪質な行為を行う人材ブローカーのかなりの人数を逮捕した経緯があります。

このことから、今ではインドネシアでは人材ブローカーが排除され、多額の借金を背負うインドネシア人技能実習生がいなくなり、失踪に繋がることはなくなりました。

●インドネシア人技能実習生の受け入れ

インドネシア人技能実習生を受け入れるには、「企業単独型」と「団体監理型」の2パターンの方法があります。団体監理型は監理団体が技能実習生の求人募集から受け入れを代行サポートしてくれる方法です。

監理団体に安心して任せられることから、技能実習生を雇用する9割以上の企業が団体監理型を選択します。ここでは、団体監理型での受け入れの流れと費用に関して解説します。

①受け入れの流れ

団体監理型での技能実習生受け入れ手順は、次の通りです。

  1. 監理団体と契約する
  2. 監理団体を通じて求人を出す
  3. 採用面接などを経て採用者を決める
  4. 外国人実習機構に技能実習計画認定申請を出す
  5. 出入国管理庁に在留資格認定証明書交付申請を出す
  6. 送り出し国の日本大使館などへビザ申請を行う
  7. 技能実習生を受け入れる

まず監理団体に加入する必要があります。監理団体は複数箇所あるので、ネットなどで情報収集して自社に合った団体を見つけましょう。

監理団体は手厚くサポートしてくれますが、全て丸投げにはせずに積極的にコミュニケーションをとり、柔軟に採用活動を実施しましょう。

②受け入れ費用

団体監理型で技能実習生を受け入れる際に気になるのが費用の面ですよね。おおよその相場は、次の通りです。

監理団体への加入・入会費:1万~10万円
・年会費:2万~15万円
JITICOへの加入
(監理団体によって加入必須)
・年会費:10万~30万円
現地への事前訪問・渡航費:約15万~25万円
技能実習生の入国準備・在留資格申請:約2万~4万円
・技能実習生総合保険料(37ヶ月分):約2万~6万円
・健康診断費用:約1万円
・入国前講習費:約1万5千円~4万円
・入国渡航費:約10万円
入国後にかかる費用・入国後研修:約10万円
・講習手当:6万円
・健康診断費用:約1万円

以上の費用は加入する監理団体や状況によっても異なりますが、トータルで約51万~92万円かかると思っておいて良いでしょう。監理団体を選ぶ際は、予算との兼ね合いも含めて判断するのも大切です。

●まとめ

ここまで、インドネシア人の基本情報から技能実習生の受け入れ状況、技能実習生の特徴と受け入れ手順などについて詳しく解説してきました。インドネシア人は日本に友好的な感情を持つ方が多いです。そのため、日本で働く人材もすでに多くいます。

多くの機関でインドネシア人技能実習生の雇用実績も豊富なので、安心して派遣を依頼することができます。インドネシア人技能実習生の特徴を把握し、採用課題をスムーズに解決しましょう。

出入国在留管理庁 令和2年6月末現在における在留外国人数について

https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/nyuukokukanri04_00018.html

海外人材TIMES 技能実習生「ベスト4」のインドネシアはどれくらい多様な国?

https://kjtimes.jp/culture/indonesia/0060/

アイム・ジャパン 技能実習生の輩出ナンバー3、インドネシアってどんな国?

https://imm.or.jp/webmagazine/2021111701.html

くらしジャパン 技能実習を徹底解説!1号、2号、3号の違いや職種を紹介

https://kurashi-japan.net/articles/30?lang=ja

ウィルオブ採用ジャーナル 技能実習生を受け入れる際にかかる費用をまるっと解説

https://willof-work.co.jp/journal/2592/
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