【技能実習】スリランカ人技能実習生の性格と特徴|受け入れ状況も解説

人手不足の解消や社会貢献の一環として、外国人技能実習生の受け入れを検討する企業は多いでしょう。ここでは、スリランカ人の技能実習生受け入れについてご紹介します。スリランカ人は仏教徒が多く、日本人と共通する部分もあります。

違う環境で生まれ育った外国人の雇用となると、価値観や文化の違いでトラブルが起きることも懸念されるでしょう。初めて技能実習生を受け入れるのであれば、日本人と似た国民性のある外国人を雇用すると安心です。

その点で言えばスリランカ人技能実習生の雇用はおすすめです。本記事では、スリランカ人の基本情報や技能実習生受け入れ状況、スリランカ人技能実習生の特徴と受け入れの流れ・費用について解説します。

●スリランカの基本情報

  • 正式名称:スリランカ民主社会主義共和国
  • 面積:6万5,610平方キロメートル(北海道の約0.8倍)
  • 人口:約2,216万人
  • 首都:スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ
  • 民族:シンハラ人(74.9%)、タミル人(15.3%)、スリランカ・ムーア人(9.3%)(一部地域を除く値)
  • 言語:公用語(シンハラ語、タミル語)、連結語(英語)
  • 宗教:仏教徒(70.1%)、ヒンドゥ教徒(12.6%)、イスラム教徒(9.7%)、キリスト教徒(7.6%)(一部地域を除く値)

引用元:スリランカ基礎データ|外務省

スリランカの旧国名はセイロンティーで知られるセイロンです。島の名前は今でもセイロン島です。100年近くイギリスに統治されていたため、英語が流通しています。仏教の歴史も深く、ポロンナルワなど仏教関連の遺跡が世界遺産として残っています。

仏教徒は国民の70%ほどを占め、他にヒンドゥ教やイスラム教、キリスト教信者も共存している国です。農業が盛んに行われており、セイロンティーを始めバナナやマンゴー、ココナッツやサトウキビが有名です。

●スリランカからの技能実習生受け入れ状況

スリランカ人技能実習生の受け入れを検討しているのであれば、現状が気になりますよね。出入国在留管理庁によると令和3年12月時点の在留スリランカ人は、29,873人います。その内、技能実習生は712人です。

スリランカ人技能実習生の雇用実績は少なめです。日本よりも半分以下の人口なので、それも要因のひとつでしょう。実績が少ないと、スリランカ人がどのような国民性なのかわからず受け入れを躊躇してしまうかもしれません。

日本で働くことを希望するスリランカ人のためにも、スリランカ人技能実習生を受け入れるメリットをもっとアピールする必要があります。

●スリランカ人技能実習生の特徴

スリランカ人の技能実習生の受け入れを考えるのであれば、どんな国民性なのか気になりますよね。ここでは、スリランカ人の特徴を紹介します。全ての人が当てはまるわけではありませんが、参考にしてみてください。

①人懐っこい

スリランカ人は人懐っこい人が多いです。親しみやすく、積極的に話しかけてくれるので、すぐに仲も深まるのではないでしょうか。人懐っこいとどことなく憎めず、何でも教えてあげたいという気になります。

技能実習生としてスリランカ人を受け入れれば、ついなんでも教えてあげたくなるでしょう。人間関係のトラブルも起きにくいでしょうし、互いに良い関係が築けることが想像できます。

②賢い

スリランカ人は賢い人が多いです。もともと賢い人種と言われていますが、初等教育から高等教育まで無償で受けることができ、賢さにさらに磨きがかかっています。発展途上国では珍しいですよね。

一般的な教養が養われているので、仕事の覚えもスムーズでしょう。勉強の仕方をわかっている人が多いので語学の習得も速く、コミュニケーションも取りやすいのではないでしょうか。

③仏教徒が多い

スリランカ人のおよそ70%は仏教徒で、歴史的にも仏教徒の関わりが深い国です。仏教は日本でも馴染みがあるため、そこまで警戒する必要はないでしょう。他の宗教よりも親しみやすく、細かな制限などもありません

仏教で通ずる礼儀の考え方なども日本と似ているので、価値観もさほどかけ離れていないでしょう。このことからもスリランカ人と日本人は上手く共存していけるのではないでしょうか。

④上下関係を重んじる

スリランカ人は上下関係を重んじる国民性です。職場だけではなく、ひと昔前の日本のように家の中では父親が絶対です。そのため、未だに男尊女卑の傾向があります。男女共に働く職場であれば、少し働きにくさが出てしまうかもしれません。

一方お堅い考えの人が多い職場では、しっかり上下関係を守ってうまくやっていけるでしょう。

⑤働き者とは言えない・・・

スリランカ人は楽しいことが大好きです。仕事よりも、楽しいことに心が奪われやすい傾向にあります。集中力があるとはあまり言えないでしょう。仕事中にスマホを覗いたり、おしゃべりを始めてしまったり、注意が散漫になってしまう特徴があります。

発展途上国の人たちに自社の技術を伝授したいなど、社会貢献のために技能実習生の受け入れを検討しているのであれば、気にならないかもしれません。人手不足を解消したい、即戦力を期待したい企業には合わないのではないでしょうか。

●スリランカ人の技能実習生の受け入れ

スリランカ人技能実習生の受け入れを決めたら、どのように雇用を進めていけば良いのでしょうか。技能実習生を受け入れる場合、次の2パターンの方法があります。

  • 企業単独型
  • 団体監理型

企業単独型は、技能実習生の求人から受け入れまでを全て自社で行う方法です。主に大企業が行う受け入れ方です。団体監理型は、監理団体が技能実習生の求人募集から受け入れを代行サポートする方法です。

監理団体が全面的に技能実習生の雇用をサポートしてくれることから、9割以上の企業が団体監理型を選びます。サポート費用はかかりますが、それに見合ったサービスを受けることができます。ここでは、団体監理型での受け入れと費用について詳しくご紹介します。

①受け入れの流れ

団体監理型でスリランカ人技能実習生を受け入れる大きな流れは、次の通りです。

  1. 監理団体と契約する
  2. 監理団体を通じて求人を出す
  3. 採用面接などを経て採用者を決める
  4. 外国人実習機構に技能実習計画認定申請を出す
  5. 出入国在留管理庁に在留資格認定証明書交付申請を出す
  6. 送り出し国の日本大使館などへビザ申請を行う
  7. 技能実習生を受け入れる

まず、監理団体に加入する必要があります。監理団体は複数あるため、インターネットなどでサービス内容や口コミを参考にして自社に合った団体を見極めましょう。

また、監理団体は手厚くサポートしてくれますが、全て丸投げにはせずにコミュニケーションを怠らないようにしてください。

②受け入れ費用

団体監理型でスリランカ人技能実習生を受け入れるには、費用が掛かります。予算はどの程度見ておけば良いのでしょうか。おおよその費用相場は、次の通りです。

監理団体への加入・入会費:1万~10万円
・年会費:2万~15万円
JITICOへの加入
(監理団体によって加入必須)
・年会費:10万~30万円
現地への事前訪問・渡航費:約15万~25万円
技能実習生の入国準備・在留資格申請:約2万~4万円
・技能実習生総合保険料(37ヶ月分):約2万~6万円
・健康診断費用:約1万円
・入国前講習費:約1万5千円~4万円
・入国渡航費:約10万円
入国後にかかる費用・入国後研修:約10万円
・講習手当:6万円
・健康診断費用:約1万円

技能実習生の受け入れにかかる費用は、監理団体や状況によっても異なります。トータルでだいたい51万~92万円ほどを予想しておきましょう。監理団体を選ぶ際は、予算も含めて判断してください。

●まとめ

ここまで、スリランカ人の基本情報や技能実習生受け入れ状況、スリランカ人技能実習生の特徴と受け入れの流れ・費用についてご紹介してきました。スリランカ人は日本人と共通する部分も多く、接しやすい人種です。

初めて外国人の雇用を考えるのであれば、日本人と国民性が似た人種を受け入れるのがおすすめです。スリランカ人技能実習生を受け入れて、採用課題を解決しましょう。

アイム・ジャパン スリランカで初めての技能実習生修了式が開催されました 

https://imm.or.jp/cms/jp_news/20220420topic1/

フォーリンサポート 光日本語インターナショナル(スリランカ)

http://www.foreignsupport.co.jp/16268425107915

厚生労働省 スリランカとの強力覚書書

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000195323.html

出入国在留管理庁 在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表

https://www.moj.go.jp/isa/policies/statistics/toukei_ichiran_touroku.html

外務省 スリランカ基礎データ

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/srilanka/data.html

くらしジャパン 技能実習を徹底解説!1号、2号、3号の違いや職種を紹介

https://kurashi-japan.net/articles/30?lang=ja

ウィルオブ採用ジャーナル 技能実習生を受け入れる際にかかる費用をまるっと解説

https://willof-work.co.jp/journal/2592/