【技能実習】モンゴル人技能実習生の特徴は?性格から受け入れ状況まで解説

技能実習生を送り出している国はさまざまです。初めて技能実習生の雇用をするときや、雇用したことがない国籍の人材を受け入れるときは不安もありますよね。モンゴルも技能実習生を送り出している国のひとつです。

本記事では、モンゴル人技能実習生の受け入れを検討している企業向けに、モンゴルの基本情報や技能実習生の受け入れ状況、モンゴル人技能実習生の特徴と受け入れについて解説します。

●モンゴルの基本情報

  • 正式名称:モンゴル国
  • 面積:156万4,100平方キロメートル(日本の約4倍)
  • 人口:340万9,939人
  • 首都:ウランバートル
  • 民族:モンゴル人(全体の95%)及びカザフ人等
  • 言語:モンゴル語(国家公用語)、カザフ語
  • 宗教:チベット仏教等

引用元:モンゴル基礎データ|外務省

モンゴルの面積は、日本の約4倍の広さです。人口は日本の半分以下と少ないため、広い土地で皆がのびのびと暮らしていることが想像できます。モンゴルは国土の79%が草原で、遊牧民文化が根付いています。

一方首都のウランバートルは高層ビルが立ち並ぶ、近代的な街です。モンゴル人の仕事は、都会的な仕事と遊牧民的な仕事に分かれます。東と南は中国内モンゴル自治区、西はウイグル自治区、北はロシアと隣接している内陸国です。

モンゴルはかつて旧ソ連の指導下で社会主義国として発展していました。旧ソ連が崩壊してからは民主化運動が活発になり、1993年に新憲法を制定するなど民主国家となりました。日本にはモンゴル力士も多く馴染みがあります。

●モンゴルからの技能実習生受け入れ状況

日本に住むモンゴル人は、令和3年12月末時点で12,590人です。その内、技能実習として働くモンゴル人は1,566人いて、年々増加傾向にあります。モンゴルは親日国家なので、日本で働きたいという若者も多いです。

モンゴル人技能実習生を受け入れるには、モンゴルに取引先や海外支店などがある企業が独自で受け入れる「企業単独型」もしくは監理団体にサポートしてもらう「団体監理型」の2つの方法があります。

ほとんどの企業が「団体監理型」で技能実習生を雇用することになりますが、他の国と比べるとモンゴル人技能実習生は少なめで、なかなか実績のある監理団体はありません。まずはモンゴル人を受け入れている監理団体探しから始めましょう。

日本に良いイメージを持ち、日本で働きたいと意欲のあるモンゴル人は多いものの実績が少ないのはもったいないです。モンゴル人に対しても、外国人を雇用する企業に対してもモンゴル人を雇用するメリットをアピールしていく必要があります。

●モンゴル人技能実習生の特徴

モンゴル人技能実習生の雇用を考えているのであれば、どのような国民性なのか気になりますよね。異なる環境で過ごしてきた者同士が働くので、国民性を知っておくことは大切です。文化や宗教の違いなどでもトラブルに発展するので気を付けましょう。

モンゴル人は基本的に親日家ですが、上手く共生するためにどのような人材が多いのか把握しておいてください。

①負けず嫌い

モンゴル人は負けず嫌いな人が多いです。モンゴル相撲からもわかるように、勝負事にはかなりこだわります。負けず嫌いという特性を仕事の面でも上手く活用すれば、向上心を高めてあげることができるかもしれません。

明確な目標を提示してあげたり、ライバルとの成果を比較しやすい仕組みを作ってあげるのはおすすめです。闘争本能に火をつけてモチベーション高く仕事に取り組んでもらえるでしょう。

②温厚・のんびり屋

モンゴル人はもともと遊牧民族です。遊牧民は時間に捉われることなく、広大な大地でのんびり過ごしています。そのため、温厚な人が多いです。デメリットは時間を守るのが苦手という点です。

しかし、その点を把握しておけば対策はできるでしょう。大まかな方向性を伝えて、軌道修正してあげれば上手に仕事を進められます。

③マイペース

モンゴル人はマイペースな人が多いです。自分のペースを大切にしているため、乱されることを嫌います。仕事が遅れていたとき焦らせてしまうと、より悪い方向に行ってしまうので気を付けましょう。

急かしすぎると自信をなくしたり、モチベーションが低下したりしてしまいます。モンゴル人はマイペースな人が多いということを念頭に、長い目で見て少しずつサポートして行くようにしましょう。

④親日家が多い

モンゴルは親日国家です。モンゴルと日本の国交は1972年に樹立されました。社会主義国家だったモンゴルが民主主義国家となり、市場経済化を導入した1992年以降に日本との関係も進展しました。

日本からのODA(政府開発援助)によってモンゴルの経済は活発となり、日本企業も多くモンゴルに進出。日系企業で働くために日本で日本語を学ぼうと留学するモンゴル人も増加しました。

日本はモンゴルにとって最大の経済援助国であったため、親日感情が高まりました。現在はモンゴル人力士が日本で活躍していることも、親日感情に良い刺激を与えています。

⑤チベット仏教信者が多い

モンゴル人はチベット仏教徒が多いです。仏教は日本でも馴染み深いですが、チベット仏教は仏教徒どのような違いがあるのでしょうか。日本に伝わる仏教はインドから中国、朝鮮半島から6世紀に伝わったため中国風にアレンジされていると言われています。

一方チベット仏教はインドからチベット経由で伝わったと言われています。特にアレンジされずにインドの仏教が忠実に伝わっているようです。このようにチベット仏教と仏教の違いは、伝わった時期と経緯です。

しかし、食べ物や細かい制限などは特にないのでチベット仏教信者のモンゴル人を特別警戒する必要はありません。

●モンゴル人技能実習生の受け入れ

モンゴル人技能実習生の受け入れは、どのように採用活動を進めていけば良いのでしょうか。技能実習生を受け入れる場合、次の2パターンの方法があります。

  • 企業単独型
  • 団体監理型

「企業単独型」は、技能実習生の求人から受け入れまでを全て自社で行う方法です。モンゴルに取引先や視点があるなど主に大企業が行う受け入れ方です。「団体監理型」は、監理団体が技能実習生の採用活動から受け入れを代行サポートする方法です。

監理団体が全面的に技能実習生の雇用をサポートしてくれるため、9割以上の企業が団体監理型を選びます。サポート費用はかかりますが、それに見合ったサービスを受けることができます。

なお、サービス内容と費用は監理団体によって異なります。ホームページや口コミなど情報収集をして、自社に合った団体を見つけましょう。ここでは、団体監理型での受け入れと費用について詳しくご紹介します。

①受け入れの流れ

「団体監理型」でモンゴル人技能実習生を受け入れる大きな流れは、次の通りです。

  1. 監理団体と契約する
  2. 監理団体を通じて求人を出す
  3. 採用面接などを経て採用者を決める
  4. 外国人実習機構に技能実習計画認定申請を出す
  5. 出入国在留管理庁に在留資格認定証明書交付申請を出す
  6. 送り出し国の日本大使館などへビザ申請を行う
  7. 技能実習生を受け入れる

監理団体は手厚くサポートしてくれますが、全て丸投げにはせずにコミュニケーションを怠らないようにしてください。そうすると技能実習生の採用活動はスムーズに行えます。

②受け入れ費用

「団体監理型」でモンゴル人技能実習生を受け入れるには、団体への加入費をはじめとしてさまざまな費用が掛かります。予算はどの程度見ておけば良いのでしょうか。おおよその費用相場は、次の通りです。

監理団体への加入・入会費:1万~10万円
・年会費:2万~15万円
JITICOへの加入
(監理団体によって加入必須)
・年会費:10万~30万円
現地への事前訪問・渡航費:約15万~25万円
技能実習生の入国準備・在留資格申請:約2万~4万円
・技能実習生総合保険料(37ヶ月分):約2万~6万円
・健康診断費用:約1万円
・入国前講習費:約1万5千円~4万円
・入国渡航費:約10万円
入国後にかかる費用・入国後研修:約10万円
・講習手当:6万円
・健康診断費用:約1万円

技能実習生の受け入れにかかる費用は、加入する監理団体や状況によっても異なります。トータルで51万~92万円ほどを予想しておくと安心です。監理団体を選ぶ際は、予算も含めて検討してください。

●まとめ

ここまで、モンゴル人技能実習生の受け入れを検討している企業向けに、モンゴルの基本情報や技能実習生の受け入れ状況、モンゴル人技能実習生の特徴と受け入れについて解説してきました。モンゴル人はモンゴル人力士で日本でも馴染みがありますよね。

モンゴル人技能実習生の実績はまだ浅いですが、親日家の人も多く日本で働くことを希望する若者も多いです。モンゴル人技能実習生の特徴や受け入れについて把握し、スムーズに採用課題を解決しましょう。

技能実習生.jp モンゴル人の技能実習生の特徴は?良い人材を選ぶには?

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外務省 モンゴル基礎データ

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mongolia/data.html

出入国在留管理庁 【在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表】

https://www.moj.go.jp/isa/policies/statistics/toukei_ichiran_touroku.html

くらしジャパン 技能実習を徹底解説!1号、2号、3号の違いや職種を紹介

https://kurashi-japan.net/articles/30?lang=ja

ウィルオブ採用ジャーナル 技能実習生を受け入れる際にかかる費用をまるっと解説

https://willof-work.co.jp/journal/2592/
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