宮城県で技能実習・特定技能を導入するには|【地域別】外国人雇用状況

1. 宮城県で外国人を雇用したいと思ったら

日本は少子高齢化が深刻化しており、労働者人口が減少しています。宮城県も例外ではありません。日本で働く外国人の平均年齢は、日本人労働者の平均年齢よりも10歳ほど若いので人手不足解消の足かせとなります。

人手不足を解消する他にも、外国人の雇用には次のようなメリットがあります。

  • 企業のグローバル化促進
  • 社内への良い刺激

外国人を雇用することで海外進出が計画できたり、海外の取引先との商談がスムーズに進むことが期待できます。また、母国を離れて日本で働く外国人は向上心が高い人材が多いです。その姿は社内への良い刺激にもなるでしょう。

本記事では、宮城県で外国人の雇用を考える事業者向けに宮城県の在留外国人数と外国人雇用状況、技能実習生・特定技能を受け入れるまでの流れについて詳しく解説します。

2. 宮城県に外国人はどのくらいいる?

宮城県で外国人の雇用を検討しているのであれば、宮城県内の在留外国人数を把握しておきましょう。宮城県に住む外国人であれば、就職先も県内で探すでしょう。宮城県のホームページによると、令和4年8月末時点で在留外国人数は23,345人です。

男性が11,075人、女性が12,270人とやや女性が多くなっています。宮城県では、外国人にとっても住みやすい環境づくりに尽力すべく次のような取り組みを行っています

  • 知事と外国人県民の座談会
  • 民生委員向け多文化共生啓発資料の作成
  • 児童向け多文化共生啓発チラシの作成
  • 外国人県民のための防災ハンドブックの作成
  • みやぎ外国人相談センターの設置

「知事と外国人県民の座談会」はとても斬新ですよね。知事が直接在留外国人に話を聞き、より暮らしやすい環境へ整えていく取り組みです。知事自ら行動するというだけでも、外国人にとっては好感持てるでしょう。

「民生委員向け多文化共生啓発資料」は、日本人と外国人の間にある「意識の壁」の解消と多文化共生に対する意識啓発を図るために作成されています。人間関係の構築も住みやすい環境にとっては大切なことです。

「児童向け多文化共生啓発チラシ」は、多文化共生を啓発すべく児童向けに作られたチラシです。子供のうちから多文化共生の意識を高めることで、日本人・外国人共に住みやすい環境となるでしょう。

「外国人県民のための防災ハンドブック」は、日本語・英語・中国語・韓国語・タガログ語・ベトナム語・ネパール語・インドネシア語の計8言語で作られています。災害の多い日本でも、外国人が冷静に行動できるように作成されています。

「みやぎ外国人相談センター」は、外国人の困りごとを多言語で受け付ける機関です。日本語が苦手でも相談できる環境が整えられています。内容によって必要な情報提供、専門相談窓口の紹介を行っています。

このように宮城県では、外国人が住みやすい環境づくりに尽力しています。今後も在留外国人の人数が増えることが期待できます。

3. 宮城県の外国人雇用状況

宮城県での外国人雇用状況はどのようになっているのでしょうか。現状を知ることで、自社への外国人雇用が現実的なのか判断する材料にもなります。令和3年10月末現在、宮城県で働く外国人は13,415人、外国人を雇用する事業所数は2628か所です。

外国人労働者数は微弱に減少したものの、事業所数は外国人雇用状況の届出が義務化して以来過去最高の数となりました。外国人の雇用に積極的な企業が増えていることが伺えます。国籍で見るとベトナム・中国・ネパールの順で多いです。

製造業に従事する外国人労働者が最も多く3,971人、次いで卸売業・小売業が2,089人でした。宮城県では、外国人留学生等の県内就職定着のために「外国人材マッチング支援事業」を行っています。

実施される交流会や企業訪問、合同企業説明会などの申し込みが行えるほか、就職に関するセミナー動画の閲覧もできます。宮城県で就職先を探す外国人にとっても、宮城県内で外国人の雇用をする企業にとっても便利な取り組みです。

その他にも留学生向けに就職情報誌「ZOOM」を刊行するなど、県内での外国人雇用を積極的に促進しています。宮城県では外国人雇用に前向きに挑戦できる環境が整っています。

4. 宮城県で外国人技能実習生を受け入れるには

令和3年10月末時点で宮城県には、外国人技能実習生が3,919人います。宮城県内の外国人労働者が所持する在留資格で2番目に多く、全体の29,2%です。なお、技能実習生として働く外国人の国籍で1番多いのはベトナム人です。

技能実習制度は平成5年に制度化されました。その後平成21年の入管法改正によって在留資格となり、技能実習生として働く外国人は徐々に増加してきました。技能実習制度は働きながら技術や知識を習得し、母国での活躍を支援する制度です。

技能実習生として外国人を受け入れる方法は、「企業単独型」と「団体監理型」の2つがあります。90%以上の企業が団体監理型での受け入れ方法を選びます。団体監理型で技能実習生を受け入れる大きな流れは、次の通りです。

まず監理団体に加入します。監理団体は外国人材の求人を代行したり外国人材を受け入れるための各種手続きをサポートしてくれます。団体監理型で技能実習生を雇用する企業は、必ず監理団体に加入しなくてはいけません。

  1. 求人・採用面接
  2. 技能実習計画認定申請を行う
  3. 在留資格申請を行う
  4. 外国人材が入国
  5. 外国人材が講習を受講
  6. 就労開始

監理団体は複数あるので、ホームページでサービス内容や費用を確認して自社に合った団体を選びましょう。

5. 宮城県で特定技能外国人を受け入れるには

宮城県で特定技能として働く外国人は、令和3年10月時点で195人です。特定技能制度は平成31年4月に新設されました。そのため、今後も人数が増加していくことが期待されています。外国人材が特定技能資格を取得する方法は、次の2通りあります。

  • 技能実習生から移行する方法
  • 指定された日本語試験・技能評価試験に合格する

特定技能資格は他の在留資格と比べると条件が緩やかです。しかし、ある程度の努力が必要だという特徴があります。特定技能資格を取得している外国は、即戦力となる優秀な人材が多いです。

人手不足が深刻化している企業は特に、特定技能で外国人材を受け入れるのがおすすめです。しかし、特定技能として外国人を雇用できるのは、次の14の分野に限定されているので注意しましょう。

  • 介護
  • ビルクリーニング
  • 素形材産業
  • 産業機械製造業
  • 電気・電子情報関連産業
  • 建設
  • 造船・舶用工業
  • 自動車整備
  • 航空
  • 宿泊
  • 農業
  • 漁業
  • 飲食料品製造業
  • 外食業

まず自社で受け入れを検討している分野が、上記の分野に一致しているかどうかを確認しておく必要があります。一致していなければ、特定技能として外国人材を受け入れることはできません。

なお特定技能で外国人を受け入れるには、海外・国内どちらで採用するかによって手順が異なります。まず、海外から外国人材を呼び寄せる場合の手順は次の通りです。

  1. 外国人と雇用契約を結ぶ
  2. 受け入れ機関などが実施する講習、健康診断を受けてもらう
  3. 「在留資格認定証明書交付申請書」を地方出入国在留管理局に提出する
  4. 「在留資格認定証明書」が交付される
  5. 「在留資格認定証明書」を海外にいる外国人に送付する
  6. 外国人に「在留資格認定証明書」を在外公館へ提出してもらう
  7. 査証が発給されたら日本へ入国してもらう
  8. 受け入れ企業での就業開始

一方、国内で採用した場合は次の通りです。

  1. 外国人と雇用計画を結ぶ
  2. 受け入れ機関などが実施する講習、健康診断を受けてもらう
  3. 「在留資格変更許可申請書」を地方出入国在留管理局に提出する
  4. 「在留資格変更許可」が交付される
  5. 受け入れ企業で就業開始

特定技能での外国人材受け入れを検討しているのであれば、それぞれの手順を把握して自社に合った方法で求人を出しましょう。

6.【まとめ】技能実習/特定技能を活用して採用課題を解決!

ここまで、宮城県で外国人の雇用を考える事業者向けに宮城県の在留外国人数と外国人雇用状況、技能実習生・特定技能を受け入れるまでの流れについて詳しく解説してきました。宮城県では、外国人にとって住みやすい環境づくりに尽力しています。

宮城県での外国人を雇用するには、技能実習・特定技能がおすすめです。技能実習・特定技能それぞれの特徴を把握してスムーズに採用課題を解決しましょう。

宮城県ホームページ 住民基本台帳人口及び世帯数(月報)

https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/toukei/juki-tsuki.html

宮城県ホームページ 令和4年度外国人材マッチング支援事業について

https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kokusaisei/r3-internationalstudent-matchingproject.html

厚生労働省宮城労働局 統計情報(外国人雇用)

https://jsite.mhlw.go.jp/miyagi-roudoukyoku/1/120/123/gaikokujin.html

外国人労働者アクセス 宮城県の生産年齢人口と外国人労働者数(令和3年10月末現在)

https://gai-access.com/miyagi/

Global HR Magazine 技能実習生を採用するには?募集から在留資格申請までの4つのステップ

https://global-hr.lift-group.co.jp/182

くらしジャパン 技能実習を徹底解説!1号、2号、3号の違いや職種を紹介

https://kurashi-japan.net/articles/30?lang=ja

外国人採用サポネット 特定技能とは?制度や試験方法、技能実習との違いを解説

https://global-saponet.mgl.mynavi.jp/visa/1420
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