外国人雇用管理士とは?どんな資格?取得するメリットとは

外国人労働者の雇用を考え、情報収集を行っていると情報の多さに圧倒されてしまうのではないでしょうか。外国人労働者の雇用に関して、一任できる人材がいたら安心ですよね。

外国人労働者の雇用に関する知識を習得する、外国人雇用管理士という資格があります。事業主や社員がこの資格を取得していれば、外国人雇用をスムーズに進めることができるでしょう。本記事では外国人雇用管理士とは何なのか、取得するメリットなどを解説します。

外国人雇用管理士とは?

「外国人雇用管理士」とは、2020年に一般社団法人東京都外国人就労認定機構が創設した資格です。在留資格や特定活動などをしっかり理解し、外国人労働者の雇用を正しくスムーズに行える人材を確保するために作られました。

日本は労働者人口の減少に伴い、外国人労働者を雇用する企業が増えています。しかし、外国人雇用のノウハウや知識が足りないのが現状です。

外国人労働者の雇用をスムーズに進めるには、在留資格や特定活動等の知識外国人雇用のノウハウをしっかり習得する必要があります。そういった背景の元、「外国人雇用管理士」という資格は誕生しました。

外国人雇用管理士資格を取得するメリット

外国人雇用管理士の資格を取得すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。外国人雇用管理士の資格を取得したことで得られるメリットは主に次のような点です。

  • 外国人雇用をスムーズに進められる
  • 外国人労働者とのトラブルを早期解決・回避できる
  • 異文化理解が図れる

外国人雇用をスムーズに進められる

外国人雇用管理士資格を取得するメリットは、なんと言っても外国人雇用をスムーズに進められるようになることです。労働者人口不足の解消や企業のグローバル化を目指して外国人労働者の雇用を目指す企業も多いでしょう。

しかし、外国人雇用に関する知識が乏しいために挫折したりトラブルになってしまうこともあります。外国人労働者の雇用は日本人の採用と異なり、在留資格や就労ビザの知識が必要です。

知識がないまま外国人労働者を採用すると、気づかぬうちに外国人の不法滞在や不法就労を見逃してしまい、企業側も不法就労助長罪に問われる可能性があるので注意が必要です。

外国人雇用管理士の資格を取得すれば、このようなトラブルとは無縁でスムーズな外国人雇用ができます。

外国人労働者とのトラブルを早期解決・回避できる

外国人雇用管理士の資格試験には、外国籍就労者の労働条件や安全衛生、社会保障の科目があります。それらをしっかり学ぶことで外国人労働者の人権を守ることができ、異文化の理解も深まります。

外国人労働者を雇用する過程で役立つだけではなく、外国人労働者の雇用後も見守ることができます。外国人労働者の雇用環境を整えることができれば、互いに良い関係性を築くことができ、長く就労してもらえます。

異文化理解が図れる

外国人労働者は食べ物や慣習、宗教など育ってきた環境が異なるのでなかなか理解が行き届かない場面があるかもしれません。外国人雇用管理士資格の試験には、異文化理解という科目があります。

日本以外にもあらゆる文化が存在することを深く理解することで、外国人労働者の疎外感を拭える存在になるでしょうし、他の日本人労働者にも発信していくことができます。互いに理解することで良いチームワークも発揮することができ、会社の活性化にも繋がります。

外国人雇用管理士資格を取得すると良い職種

外国人雇用管理士は、行政書士や弁護士、社労士などの専門家が取得するとより役立つ資格です。行政書士や弁護士、社労士はあらゆる企業と関係を持ち、さまざまな相談もされる職業です。

本業の知識とサポート力、そして外国人雇用管理士の知識を合わせ持つことでサポート力が絶大なものになるでしょう。外国人雇用に関する理解がより深まることは間違いありません。

その他、外国人雇用管理士の取得がおすすめな方は外国人を雇用する事業主や人事部、労務部や総務部の方、外国人労働者を送り出す機関、管理団体や登録支援機関、人材派遣会社で働く方、外国人労働者の雇用をサポートしたい方です。

外国人雇用管理士資格を取得するには?

外国人雇用管理士資格を受験するには、「一般社団法人 東京都外国人就労認定機構」のホームページから申し込めます。受験する会場のチケットを購入し、試験当日会場に行って受験する流れです。受験料は9,900円です。

受験資格は特に設けられていませんが、成年被後見人や被保佐人、禁固以上の刑に処され、刑の執行が完了または刑の執行を受けることがなくなった日から5年を経過していない方、破産者で復権を得ていない方は試験合格後に外国人雇用管理士としての登録が行えないので注意してください。

試験科目

外国人雇用管理士の資格試験は、マークシート式で50問あります。試験時間は2時間です。外国人雇用管理士資格試験には、公式のテキストがあります。公式テキストを活用して試験に臨みましょう。試験科目は次の通りです。

  • 外国籍就労者の募集および採用
  • 外国籍就労者の労働条件
  • 外国籍就労者の安全衛生
  • 外国籍就労者の社会保障
  • 適切な人事と福利厚生
  • 在留資格の種類
  • 労働契約の終了
  • 外国籍就労者の不法就労
  • 異文化理解

公式テキストの他に、試験直前対策講座が実施されているので不安な方は受講してみると良いでしょう。参加費は12,980円で、収録されたビデオを受講者に視聴してもらう形式の講座となります。受講者は試験問題5問が免除となり、その有効期限は2年間です。

試験日

外国人雇用管理士の資格試験は、毎年8月の年1回実施されています。5月と11月の年2回開催から減ってしまいました。合格発表は試験日からおよそ1ヶ月前後で、メールまたは会員マイページから確認できます。

事前に会員マイページにて初回ログインを行っておくと、合格発表の閲覧がスムーズです。合格者には全員に合格証書が送付されます。

外国人雇用管理士を取得した後にすべきこと

外国人雇用管理士を取得後は、東京都外国人就労認定機構へ外国人雇用管理士として登録し、講習会を受講しなければいけません。そうすることで外国人雇用管理士の登録証の交付を受けられます。

資格試験を突破すれば終わりではないので注意しましょう。登録は、東京都外国人就労認定機構に「外国人雇用管理士登録講習 受講申込書」と証明写真を2枚提出します。そして、次の書類のいずれか1点を提出する必要があります。

  • 自動車運転免許証(コピー可)
  • 運転経歴証明書(コピー可。交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限る)
  • 健康保険、国民健康保険または船員保険等の被保険者証(コピー可)
  • 登録申請日より3ヶ月以内に発行された住民票(コピー不可。本籍と続柄が省略された本人のみ記載住民票に限る。)
  • 在留カード(コピー可)

なお、外国人雇用管理士合格の効力は4年間なので、4年以内に登録証を受け取れなければ失効してしまいます。登録料は39,800円で、2年毎に更新です。更新の際は、更新期限半年前から指定の更新講習を受け、新たな登録証が交付されます。

【まとめ】外国人雇用管理士を取得して外国人雇用に関する知識を蓄えよう!

ここまで、外国人雇用管理士とは何なのか、取得するメリットなどを解説してきました。外国人雇用管理士は、在留資格や特定活動等外国人雇用にまつわる知識をしっかり学んだ外国人雇用のスペシャリストです。

労働人口不足の解消や企業のグローバル化に向けて外国人労働者の雇用を検討する企業が増えていますが、外国人雇用に関して知識が乏しい企業が多いです。

外国人雇用管理士がいれば外国人雇用がスムーズに行うことができ、外国人労働者の労働環境も整えることができます。外国人雇用管理士を取得し、外国人雇用に関する知識を蓄えましょう。

一般社団法人 東京都外国人就労認定機構

https://togairou.or.jp/#:~:text=%E3%80%8E%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E9%9B%87%E7%94%A8%E7%AE%A1%E7%90%86%E5%A3%AB%E3%80%8F%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%8C,%E8%B3%87%E6%A0%BC%E3%81%AF%E7%89%B9%E3%81%AB%E3%81%94%E3%81%96%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82

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