ブータン人の特徴とは?受け入れ状況や特定技能で受け入れる方法も解説

特定技能として外国人を受け入れる際、国ごとによって特徴や国民性が異なるため、迷っている方も多いのではないでしょうか。実績はまだまだ少ないですが、ブータンも特定技能制度を利用している国のひとつです。

そこで今回は、特定技能におけるブータン人の特徴や受け入れ状況、受け入れ方法について解説します。これから、ブータン人の受け入れを検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

特定技能におけるブータン人の特徴

ここでは、特定技能におけるブータン人の4つの特徴についてご紹介します。

チベット仏教信者

ブータン人は、チベット仏教を信仰しているのが特徴です。チベット仏教では、「善のおこないは来世の自分に返ってくる(その逆も然り)」といった、輪廻転生を信じているため、小さな虫も大切に扱います。そのため、ブータン人と接している際は目の前で虫を処分しないように気を付けておきましょう。

仏教だと日本でもなじみがある一方で、チベット仏教は伝わった時期や経路が異なります。しかし、ヒンドゥー教やイスラム教のように細かい制限があるわけではないため、それほど神経質になる必要はないでしょう。

英語が堪能

ブータンでは、英語の教育に力を入れていることから、英語が堪能な方も多いのが特徴です。なかでも、小学生から高校生までの期間での英語教育が必須科目となっています。

一方、もともとブータンは海外に対して閉鎖的な国だと言われていました。ブータンでは、インドからの教材を使用した教育がおこなわれていたこともあり、ヒンディー語を学ぶ国民も多くいました。

しかし、高等教育は海外留学といった概念が生まれたことから、ヒンディー語よりも国際的な英語教育へと変更されたと言われています。

人を疑わない

ブータン人は人を疑わず、信じる心を大切にしている傾向にあるため、純粋な方が多くいます。チベット仏教の影響によって、「みんなが幸せなら自分も幸せ」といった思考があるからです。

このような思考があるうえ、自然豊かな環境で過ごすことによって、穏やかな国民性が生まれると考えられます。少し内気な一面もありますが、基本的には穏やかで優しい性格であるため、人間関係のトラブルに発展するといった心配もありません。仕事においても、上司の指示に対して真摯に取り組む姿勢が想像できるでしょう。

仕事より家庭が大切

ブータン人は、仕事よりも家庭や信仰を大切にしています。とくに家族にかかわる冠婚葬祭や病気のときなどは、何日も仕事を休むことも多いのが特徴です。

しかし、休んだからといって非難する人は誰もいません。お金のためや責任のために仕事をしなければならないといったブータン人は少ないでしょう。ブータンでは幸福度がもっとも高い国として知られていますが、このような価値観も幸福度の高さにつながっていると考えられます。

日本における特定技能受け入れ状況

ここでは、日本における特定技能受け入れ状況について、国籍・地域別や産業分野・業務区分別にご紹介します。

国籍・地域別割合

まずは、国籍・地域別の割合から見ていきましょう。日本において、もっとも多く受け入れているのがベトナムで7万7,135人、全体のおよそ58.9%の割合を占めています。続いては、インドネシアで1万6,327人、全体のおよそ12.5%となっています。

そして、フィリピンが1万3,214人で10.1%、中国が8,882人で6.8%、ミャンマーが5,956人で4.5%、カンボジアが2,666人で2.0%です。タイが2,580人で2.0%、ネパールが2,340人で1.8%、ブータンを含むその他の国が1,815人で1.4%となりました。

産業分野・業務区分別割合

続いては、産業分野・業務区分別割合についてご紹介します。日本において、もっとも多く受け入れているのが飲食料品製造業で4万2,505人、全体のおよそ32.5%の割合を占めています。続いて、素形材・産業機械・電気電子情報関連製造業で2万7,725人、全体のおよそ21.2%となりました。

そして、農業が1万6,459人で12.6%、介護が1万6,081人で12.3%、建設が1万2,768人で9.8%です。さらに、外食業が5,159人で3.9%、その他が1万218人で7.8%となりました。

素形材・産業機械・電気電子情報関連製造業分野では、機械金属加工・電気電子機器組み立て・金属表面処理の3つの業務区分に分類されます。また、建設分野においても土木・建築・ライフライン設備の3つに分類されるのが特徴です。

ブータン人を特定技能で受け入れる方法

特定技能制度を利用して外国人を受け入れる場合、国ごとによって独自の手続きが存在するケースもあるため、注意しておきましょう。しかし、ブータンでは、送り出しに関する手続きが定められていません。ここでは、特定技能外国人を受け入れる際のおおまかな流れについてご紹介します。

現地から受け入れる場合

現地から受け入れる場合の、おおまかな流れは以下のとおりです。

  • 求人募集・求職依頼
  • 雇用契約締結
  • 在留資格認定証明書交付申請・送付
  • 査証申請・発給
  • 入国・就労開始

まず、求人募集に直接申し込みをおこなうか、民間の職業紹介業者に求職依頼をおこないます。採用したい方が見つかると、直接雇用契約を締結します。このときに、事前ガイダンスや健康診断の受診が必要であることを説明しておきましょう。

続いて、地方出入国在留管理局にて、在留資格認定証明書の交付申請をおこないます。審査に通ると、在留資格認定証明書が送付される仕組みです。

送付された証明書を在外公館に提出し、査証申請をおこないます。審査に通り発給されると、いよいよ入国準備に取り掛かります。

入国後は、生活オリエンテーションを受講し、住民登録や給与口座の開設、住宅確保を遅延なく実施しましょう。これらの手続きが完了すると、特定技能として就労が可能となります。

日本国内から受け入れる場合

日本国内から受け入れる場合の、おおまかな流れは以下のとおりです。

  • 求人募集・求職依頼
  • 雇用契約締結
  • 在留資格変更許可申請・交付
  • 就労開始

まず、求人募集に直接申し込んだり、ハローワークや民間の職業紹介事業者に求職依頼をおこなったりして、募集を開始します。採用したい方が見つかると、直接雇用契約を締結します。このときに、事前ガイダンスや健康診断の受診が必要であることを説明しておきましょう。

続いて、地方出入国在留管理局にて、在留資格変更許可申請をおこないます。この際は、本人による申請が原則です。審査を受け、許可が下りると在留カードが交付されます。

在留資格変更後は、生活オリエンテーションの受講や住民登録、給与口座の開設、住宅確保などを遅延なく実施するようにしましょう。これらの手続きが完了すると、特定技能として就労が開始できます。

まとめ|ブータン人は信じる心を大切にしている

今回は、特定技能におけるブータン人の特徴や受け入れ状況、受け入れ方法について解説しました。ブータン人は、チベット仏教信者が多く、英語が堪能で人を疑わず、家庭を大切にしているのが特徴です。

日本における特定技能の受け入れ状況を見てみると、ベトナム人が過半数を占めていることがわかります。産業分野別にみると、飲食料品製造業がもっとも多い結果となりました。

特定技能として現地から受け入れるには、雇用契約締結後に、在留資格認定証明書交付申請・送付をおこなう必要があります。また、査証申請・発給されたのちに、入国・就労開始となります。

一方、日本国内から受け入れるには、雇用契約締結後に在留資格変更許可申請をし、交付されると就労が可能です。ブータン人の受け入れ実績は少ないですが、穏やかで優しい性格であるため、人間関係のトラブルに発展する可能性も低いのでブータン人を雇用する際は手続きに漏れがないよう注意して雇用を検討してみてください。

【参考記事】

外務省 ブータン王国基礎データ

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/bhutan/data.html

出入国在留管理庁 特定技能在留外国人数(令和4年12月末現在)

https://www.moj.go.jp/isa/content/001389884.pdf

外務省 特定技能外国人を受け入れるまで

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/ssw/jp/introduction/
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